Application of electron microscopic tomography to the biological materials
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生物分野 にか ぎらず物質の立体構造を知ることはその物 質の性質や機能の類推にとって必須である.と りわけ生物で は蛋 白質が様 々な複合体 を形成 し,い ろいろな機 能を生み 出 すので,蛋 白質複合体やそれらと細胞内小器官の複合体の立 体構造の解明は重要である.特 に細胞内における標的蛋白質 の位置を測定す るにはその周辺 の立体構造解 明は不可欠 であ る.電 子顕微鏡 トモグラフィーも形態観察から構造測定への 過程 での必要手段 として開発されてい る.我 々は凍結 エ ッチ ン グ レプ リカ法(freeze deep etching replica)と そ の変 法 を 主な手段として数年ほど前から膜の裏打ち骨格構造を解析し ている.膜 骨格と膜蛋白の相互関係を調べるときは膜表面か ら骨格線維 までの距離 の測 定は極めて重 要であ るとともに, 膜蛋 白複合体 を横 か ら観察す ることは機能を類推 するために も重要である.そ のためトモグラフィーを導入し,計 測して いる.こ こでは膜構造のトモグラフィーを中心に述べるが, 最初に立体再構築 とトモグラフィーが対象となる試料の大 き さに よりどの よ うな意味合いにな るかを述べる.
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Kenbikyo 2004 Volume 39 Issue 1 Pages 22-25.
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1349-0958
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